「検索を含むすべての広告掲載方式」とは何か

Yahooのスポンサードサーチの広告掲載方式の1つである「検索を含むすべての広告掲載方式」とは、Yahooのトップページ以外でのYahooの関連ページでの検索や提携サイトでの検索結果、またサイト上に表示されたキーワードに基づき広告が表示される掲載方式のことを指す。いずれにしても、まずは「検索を含むすべての広告掲載方式」はチェックし配信し検証することを推奨する。

[su_quote cite=”Yahoo!プロモーション広告 ヘルプ” url=”https://support-marketing.yahoo.co.jp/promotionalads/ss/articledetail?lan=ja&aid=913″]2. キーワードからの誘導先ページでの広告表示
ウェブサイト以外のインターネットコンテンツの検索を目的とする検索機能で広告を表示します。たとえば、画像や動画などの検索、サイト内での検索、またはサイト上に表示されたキーワードに応じた広告表示の方式です。[/su_quote]

「サイト上に表示されたキーワードに応じた」とあるので、必ずしも「検索連動」とはならないケースもあり、それが広告の表示回数を増加させている要因となっている。

■掲載方式はキャンペーンの設定から変更可能

「検索を含むすべての広告掲載方式」の配信面

「検索を含むすべての広告掲載方式」の配信方法について、公式ページの記載を踏まえて解釈すると、「検索を含むすべての広告掲載方式」には2つの配信方法が含まれている。それは検索連動型広告と、昔でいうところの「インタレストマッチ」に近しい配信。

検索連動型広告

「Yahooの関連ページ」と「提携サイト」での検索に分けられる。

Yahooのトップページ以外の検索連動型広告

Yahooにはトップページ以外にもキーワードによる検索機能を持つページが多数あり、そこからの検索も配信対象となる。どのページが「検索を含むすべての広告掲載方式」の対象となるかは度々変更されるのであまり解説を踏み込まないが、試しに「検索を含むすべての広告掲載方式」にチェックを外し「地図」を選択した状態で検索した結果を比較すると、地図からの検索では広告が表示されなかった。

Yahooのトップページ以外での検索結果は、ケースによってはYahooのトップページよりもCVRが高くなるケースがある。特定のカテゴリのページから検索することは、より詳細な情報を求めていることでもあるので、その検索後に表示された広告はより確度の高いユーザーに届く可能性が高くなる。

例えばYahoo地図から検索するユーザーは主に地名や施設名を入力すると思われるが、その検索結果にその地名や施設名が含まれた広告文が表示されていればクリック率は高まる。逆に、「検索を含むすべての広告掲載方式」にチェックをつけていないと、広告は表示されないので機械損失を生んでいることになる。

Yahooの提携サイトの検索連動型広告

Yahooと提携しているサイトの検索連動型広告も対象となる。

画像引用:Yahoo提携サイト

インタレストマッチに近い配信

[su_quote]サイト上に表示されたキーワードに応じた広告表示[/su_quote] [su_quote]キーワードからの誘導先ページ[/su_quote] 以前のYahoo!プロモーション広告のヘルプページには「カテゴリーページなどでの広告表示」との記載があったが「サイト上に表示されたキーワードに応じた広告表示」の意味合いと大差ないので削除したものと推測できる。「キーワードからの誘導先ページ」というのは、わかりやすくいえば、自ら打ち込んだ「キーワード」もそうだし、アンカーテキストからのリンク先やカテゴリーページも含まれる。

「検索を含むすべての広告掲載方式」の活用事例

「キャンペーン」単位での制御

まず初動はすべて「検索を含むすべての広告掲載方式」はオンにして配信するが、成果が悪いキャンペーンに対してはオフにする。


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