統計検定 データサイエンス基礎のテキストと勉強方法

従来からあった統計検定とは別に、統計検定データサイエンスの検定が新たに設けられた。難易度は「級」ではなく、易しい順に「基礎・発展・エキスパート」と分けられ試験範囲が異なっている。

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統計検定 データサイエンス基礎のおすすめテキスト・問題集

[su_quote cite=”統計検定 データサイエンス基礎(CBT)” url=”https://www.toukei-kentei.jp/about/grade11/”]具体的なデータセットをコンピュータ上に提示して、分析目的に応じて、解析手法を選択し、表計算ソフトExcelによるデータの前処理から解析の実践、出力から必要な情報を適切に読み取り、当初の問題の解決のための解釈を行う一連の能力を「データサイエンス基礎」として評価・認証します。[/su_quote]

公式のテキストが既に出ているため試験対策としてはまず、公式テキストを入手して対策をするべき。

現時点で統計検定 データサイエンス基礎の公式のテキスト・問題集は出版されていないため、関連書籍で代用する必要がある。統計検定 データサイエンス基礎は統計検定と異なりExcel操作を用いた問題が多くなるため、試験範囲となるExcel関数及び、統計基礎知識を習得することが試験合格に必須の知識となる。そのため、統計検定3級の試験範囲はデータサイエンス基礎と重複することが多いため、統計検定3級のテキストはデータサイエンス基礎の試験対策書としても活用できると思う。

一般書籍で最も参考になりそうなのは、『ゼロから始める 統計入門』。統計検定データサイエンス基礎の試験範囲との重複も多く、Excelを使って学習を進めていく構成のため、データサイエンス基礎の試験対策として参考になりそうに感じた。

また、他資格のビジネス統計スペシャリストのエクセル分析ベーシックの公式テキストもExcelを活用したデータ分析を習得する内容となっているため、データサイエンス基礎の対策本として使えるだろう。

≫ ビジネス統計スペシャリスト -公式サイト

まとまると、『統計検定3級のテキスト』『ゼロから始める 統計入門』『ビジネス統計スペシャリスト・エクセル分析ベーシック』の3冊をこなせば統計検定 データサイエンス基礎の試験は合格できるかと思う。

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