本記事ではLooker Studio(旧名称:Googleデータポータル・Googleデータスタジオ)の学習に最適な書籍を紹介すると共に、Looker Studioの効率的な学習方法について解説する。現状Looker Studioを専門に取り扱った書籍は『Googleデータポータルによるレポート作成の教科書』
動画では『ゼロから業務ダッシュボードを作れる! データの可視化を武器にしたい人のためのLooker Studio講座 -Udemy』がお勧めできる。
動画の方が操作性をイメージしやすいため、書籍よりも最初は動画の方が良いかと思う。
目次
【書評】Googleデータポータルによるレポート作成の教科書
本書は2021年4月20日に発売された第2版で前版と比べると大幅に内容がブラッシュアップされている印象を受けた。本書の想定しているターゲットとしてはGoogleデータポータルの使い方を学びたい人であると思うけど、初心者はもちろんのことある程度Googleデータポータルを活用している層であっても新たな知見が得られる内容であると感じた。
また本書の優れているところは単にLooker Studioの解説にとどまらず、書籍のタイトルが「Googleデータポータル」よりも大きく目立たたせている点からも、その意気込みが感じられるが「レポート作成」の教科書としても大変参考になる内容となっている。つまりはLooker Studioとレポート作成の両輪の理解を本書から学べるということであり、最新BIツールを利用したレポートを作成する方法として、「Looker Studio」を活用した「レポート作成」が本書の1冊でスキルを習得できるメリットはかなり大きい。
というのもLooker Studioは無料で利用できる点もそうだが、データの更新を自動化できる点やビジュアライズ性においてエクセルを大き上回っており、「レポート化」の今後の潮流は「Looker Studio」の1強となることが想定される。つまりLooker Studioを使いこなせるスキルを習得することは、いっときの使い捨てのスキルとはならずに多くの局面において活用の幅が見込めるスキルであるといえる。
Googleアナリティクス(GA4)の書籍でLooker Studioを学ぶ
Looker Studioが学べる動画
YoutubeでもGoogleデータポータルに関する動画は少し確認することができるけど、初心者が一気通貫して使い方をマスターしたい用途には不向きだと思う。Udemyにおいてはお勧めできる解説動画があったので紹介する。
≫ ゼロから業務ダッシュボードを作れる! データの可視化を武器にしたい人のためのLooker Studio講座 -Udemy
Googleデータポータルを学べるサイト
Googleデータポータル公式ヘルプ
まず挙げられるのがGoogleの公式ヘルプサイトであり、データポータルに限らずGoogleプロダクトのツールを習得するにあたっては、公式ヘルプの全てに目を通すことをお勧めする。Looker Studioを使っていて分からない用語があれば大抵のことは公式ヘルプに記載があるし、書籍とは異なり紙面の制限がないため、あらゆる項目が詳細に解説されている。なのでLooker Studioのスキル習得にあたっては、公式ヘルプをメインをに活用し、書籍やネット上の情報などはそれを補足する役割でよいかと思う。
できるネット
初心者にとってLooker Studioルを学習する際、もっとも適していると思うのが「できるネット」に掲載されている記事。
参考:Googleデータポータル(データスタジオ)使い方まとめ。無料BIツールでデータ分析を始めよう
in-house+
公式よりも分かりやすいと謳っているだけに、かなりビジュアル的にも解説が分かりやすい。当ブログもLooker Studioを学習する上で必須のサイトとなる。またGoogleデータポータルのレポートも単品販売されているようなので、本来の用途とは異なるのであまり声を大にして言えないが、レポートの模写がスキル向上に役に立つのではないかと思う。というのもビジュアライズ方法の引き出しがなければ、そもそも良いレポートを作成することは難しいため、良いレポートに多く接することはレポート作成のスキルを向上させる上で重要だと考えられるから。
参考:in-house+ > Blog > Googleデータポータル
Googleデータポータル活用講座 -unyoo.jp
Googleデータポータルの新機能の紹介がいち早く知れるサイトであり、また現場で活用できるGoogleデータポータルの解説記事などが大変参考になる。