【現役広告運用者が解説】マケキャンbyDMM.com ~3ヶ月で未経験からWebマーケターになれる?~

マケキャンbyDMM.com(DMM MARKETING CAMP)を受講しようか迷ってる方に向けてメリット・デメリット含めて詳細に解説しますね。おそらく今このようなことで迷いがあるのではないでしょうか?

  • IT業界でも今話題のプログラマーではなくて、Webマーケターって選択肢としてどうなの?
  • 3ヶ月でほんとうにWebマーケティング業界に転職できるの?
  • 未経験の自分でもカリキュラムをこなしていけるのか不安。
  • 高い受講料まで払って後悔したくない。
  • マケキャンbyDMM.comのメリット・デメリットの本当のところを知りたい。

ここでは公式ページに書かれている内容をなぞらえるだけの解説はするつもりはないので、他の「マケキャンbyDMM.com」の紹介記事を読むよりかは遥かに参考になるはず。というのも、この「マケキャンbyDMM.com」の主なカリキュラム内容である「広告運用」の業務をしたこともない人が書く記事は信憑性が低いと思うんですよ。少し読んでみたけど、上っ面の浅い内容の文章しか書けていないし。

ここでは実際に広告運用の実務をこなし業界の内実をまあある程度知っている立場から解説するので、当たり前だけどすべてが都合のいい解説文とはならない。でもはじめに結論をいっておくと、マケキャンbyDMM.comの受講にあたってはデメリットになるような点はほとんどないということは確実にいえる。

これは本音ベースでいってそう思うのだけれども、ただ公式ページに書かれていない不足情報があまりにも多すぎる。不都合な真実ではないけれど、マケキャンbyDMM.comに申し込むにあたって業界未経験者にとっては知っておいた方がいいことがある。簡単にまとめてしまえば、知っておいて欲しいことが多少あるくらいで、飛び込むか否か悩んでいるのであれば、飛び込んだほうがいい。

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IT業界の中でもプログラマーではなくWebマーケターを選択するのは正しい

「プログラマー」。最近流行ってますよね。プログラミングスクールも乱立しているし、一昔では考えられないほどに知名度と、そして何よりもプログラマーに対するイメージが大きく変わったと感じる。これ何でか理由分かりますか?プログラマーなんて何十年も昔からある職種なのになぜこんなにも人気職種のような扱いに急激に変わったのか。

その答えは「アフィリエイト」です。プログラミングスクールなんていうものは昔は存在しなかったけど、これが商売になるということで一気に流行りだしたんですよ。まあちょっと本題とはズレるのでこれ以上は説明するのは避けるけれども、端的にいえば「流行り」というものは意図的に作られるものということ。

とはいっても「プログラミングスクール」のアフィリエイト商材が儲かるからといって、ここでは紹介する気にはなれない。というのもあれは未経験者が想像している以上に仕事にするにはハードルがいろんな意味で高すぎるから。

それと比べて「Webマーケター」はWebマーケティングスクールに高いお金を払ったとしても、対価として得られるスキルもそうだし、仕事に就くのも「プログラマー」よりも遥かに容易。まだまだWebマーケターという職業は認知されていないわけだけど、これからの時代はプログラマーよりもWebマーケターを目指すことの方が、様々な理由においてメリットが大きい。

マーケティングが不要な企業は存在しないので重宝される

プログラミングが業務で必要になる機会は滅多にないが、マーケティングが不要な企業は存在しないことからも、企業から求められるニーズでいえばマーケティングスキルの方が必要になる機会は多いのではないか。もっともアプリ開発とかバリバリ開発するスキルまでなくとも、EXCELやAccessのマクロを組むくらいであれば十分にニーズがあると思うが。要は最低限のプログラミング能力は持っておいた方がいいのと同様に、マーケティングスキルも現代のWeb周りを中心にトレンドを押さえておくと共に、基本的なマーケティングの知識を持っておくことも必須の時代に入っていくだろう。

プログラマーよりも挫折する確率が圧倒的に低い

プログラミングスクールに入会して挫折した人の話などほとんど聞かないことから、甘い考えでプログラマーを目指す人が多いわけだけど、相当数が挫折しているという現実を知るべき。基本的に人は成功体験しか話さないし、アフィリエイターからしてみても「誰でも簡単にプログラマーになれますよ」と安易に嘘情報を流した方がお金になりますからね。ただ事実は真逆であることを認識するべき。ネットでググれば9割以上が挫折しているという情報が出てくるので気になる人は調べてほしい。さらにいえばこの割合は学習期間でのことであって、案件常駐から業務を継続させていくこととなると、95%以上は挫折していくのではないか?

対してWebマーケティングスクールで挫折する人の割合はプログラミングスクールと違って圧倒的に少なくなる。これはそもそも学習内容は全く異なるというのもあるけど、難易度に関してもWebマーケティングの方がプログラミングよりもずっと簡単であることが大きい。本当のことをいうと実際の業務についてからでいうと、Webマーケティングも挫折がないわけではないけど、プログラミングと異なり難解で理解できないというよりも、ハードワークなどの環境面で辞めていく割合が大きい。

3ヶ月間でWebマーケティング業界に転職することが可能な理由

未経験から3ヶ月間でWebマーケティング業界への転職サポートまで付いているけど、そんなうまい話がなぜあるのか疑問に感じませんか?これには理由がちゃんとあるので解説しますね。

常に人手不足な業界

Webマーケティング業界は中途で即戦力となる人材を採用するのは非常に難しい現状がある。まずそもそも広告運用の職種自体の歴史が浅いこともあり、広告運用のスキルを持った人が少ないというのと、またさらに人材の流動が起こりにくいことも採用を難しくしている1つの要因となっている。これはつまり広告代理店から広告代理店への移動が起こりにくいということ。なぜ移動が少ないのかといえば、一般的な広告代理店の仕事内容はほぼ変わらないため、わざわざ他の代理店に移動する理由がないから。広告代理店を辞めるときというのは、他社の広告代理店に移るというよりも他の選択肢の中に収まることが多い。

新卒採用のミスマッチを減らせる

新卒採用よりも中途採用の方がミスマッチのリスクを減らせるという理由。簡単に理由をいってしまえば、広告代理店という広告を出稿するだけしか事業を持たない会社にとってみれば、新卒という向き不向きが分からない人材を一発勝負で採用することはリスクが大きいから。仮に向いていない場合、広告を出稿する以外の配置ができないので、新卒を採用するリスクが大きいということです。

広告運用なんていうスキルは3ヶ月間もあれば業務をこなせるかの判断するには十分な期間となりえるので、この3ヶ月間のカリキュラムというのは、企業側からみればスキルを習得した人材に期待しているというよりも、ただの採用のリスクヘッジとして見ている。

広告運用のスキルが不要になってきている

広告運用に関しては昨今、機械学習の自動化が加速しているため属人的なスキルに依存しなくとも、広告の成果が出やすくなってきている。つまり誰が運用しても成果が出せる状況となりつつある流れは変わらないということです。さらに最近の大きなGoogle広告の仕様で大きな変更点があり、広告経由であっても検索語句の大半を閲覧不可とする大きなメスが入った。検索語句とは実際にユーザーが検索窓に打ち込んだキーワードのこと。検索語句を精査することは広告運用の差別化を図る上で大きな割合を占めていたのだけれども、これができなくなるということは、広告運用の属人的スキルの衰退がいよいよ本格化してきた感がしますね。

未経験でもマケキャンbyDMM.comのカリキュラムをこなしていける理由

高い受講料を払ったはいいものの、カリキュラムについていけなくて途中で放棄することだけは避けたいですよね。ですがその心配はほとんど不要だということを解説します。

そもそも未経験者を対象にしている

このマケキャンbyDMM.comの対象者が、そもそもWebマーケティングの未経験者を対象にしているものなので、カリキュラムと通してふるいに掛けることが目的ではない。カリキュラムを通して人材を育成して企業に斡旋することはスポンサーの企業側からしても良いことなので。ただし、ハードであることはあると思います。就業後に課題をこなすわけですからね。ここらへんの事情は詳しくないのでマケキャンbyDMM.comの説明会で聞いてみてください。

前進できず立ち止まってしまうことはない

プログラミングであればコンパイルエラーが出て1つの間違いですら修正しなければ前進することはできないけれど、Webマーケティングであれば、施策として微妙な点があるからといって、前に進めないということは起こり得ない。つまりはクオリティの差であって、プログラミングのように0か1の世界ではないので、途中でカリキュラムについていけなくなることはない。

難解なことは1つもない

講師の言っていることが理解できない。カリキュラムの内容が理解できない。といったことはおそらくないと思います。繰り返しになるけど、ハードルを高くしても誰の特にもならないので。

ざっとカリキュラム内容を確認したけど、心配であればカリキュラムの内容に沿った書籍で予習することをお勧めする。広告運用が中心ということなので、メインとなるリスティング広告を解説した書籍からチョイスすると、『リスティング広告のやさしい教科書。ユーザーニーズと自社の強みを捉えて成果を最大化する運用メソッド』が最良とテキストとなる。でもこれ残念ながら紙媒体は絶版となっているので電子書籍での購入となる。この書籍であればカリキュラムの内容をほぼカバーしていると思われるので、予習にも役に立つだろうし、実務にもかなり役立つ内容となっているので持っておいて損はない。

受講料が高い?稼げる未来を想像すれば解決

授業料は正直高いですよね。ですが新しいスキルを習得する対価としては妥当かなと私なら判断しますね。そしてなによりも繰り返しになるけど、確実にスキルが習得できるWebマーケティングであればなおさらで、価格が高くとも不安材料が少ないので悩みどころがないのでは?と思います。それでも何かこの記事でも納得できない点があれば、無料カウンセリングで疑問を解決して納得してから前に進んだ方がいいと思います。

新しいスキルを手に入れるための対価

新しいスキルを習得するにはそれなりの犠牲を伴いますよ。ただWebマーケティング業界の将来性を考えれば余裕でペイできるので、金銭面で躊躇してしまうのはある意味ナンセンスであるかともいえます。また、ここでは話を深く進めませんが、広告運用のスキルは会社に属して給与を得る選択肢の他にも、個人で独立して広告運用をすることも容易な業界なんですね。経営する側に興味が強ければネット広告代理店を立ち上げることも可能であるし、フリーランスで案件を運用代行することもできる。

ぶっちゃけていうと、会社に属するよりも圧倒的にこっちの方が儲かる。ただ広告代理店を立ち上げるにしても最低限の広告運用の知識は持っておいた方がいい。詳しくは『0からはじめるネット広告代理店開業ガイド』に広告代理店の現状が詳しく書かれているので、広告代理店を立ち上げる予定がなくとも、この業界を俯瞰するに大変参考になる書籍なので手にとってもらいたい。

他の選択肢として転職エージェント経由でWebマーケ会社に飛び込むのもあり

本当はここには書かない方が、ここで離脱する可能性も高くなるわけで書かない方がいいわけだけど、アルバイトで広告運用の仕事を探すか、転職エージェントや転職サイトから潜り込む方法がある。正直にいってしまえば、実務で学ぶのが1番スキルが上達する方法なのでスクールなどに通わずに飛び込んでしまった方が手っ取り早い。大半の人は実務未経験からWebマーケティング業界に入っているわけで。まあある程度年齢が高くなると異業種への転職が難しくなるのは確かだと思うので、スクールに通って基礎を身につけてから転職活動をするのも分からなくもないけど。

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「マケキャンbyDMM.com」のデメリット

これまで散々メリットを挙げてきたので、デメリットというか知っておいた方がいいことをここからは解説しますね。

カリキュラム内容が広告運用に偏っている

公式LPに記載されているカリキュラム内容を見た限りで率直な感想を述べると、これって「Webマーケティング」のスキルを習得するというよりも、ほぼほぼ「運用型広告」のスキルの中でもさらに範囲が狭まって、Google広告とYahoo!広告の「リスティング広告」をスキルを習得するカリキュラムですよね。まあまあまあ、たった3ヶ月間ではこの範囲が妥当だと思うし、汎用性が高く即実務で活かすことのできるスキルなのでとても良いと思う。

なので、ここまでで「広告運用」という単語を多くつかってきたわけだけど、その理由はここにあって「Webマーケター」の育成というよりかは「広告運用者」の育成ですよね。まあいいんですよ、広告運用のスキルはWebマーケティングの中でも核となるスキルであるし、Webアナリストとかアナリティクスとか初心者が学習しても仕事がないスキルを習得しても意味ないので、広告運用のスキルを習得するマケキャンbyDMM.comのカリキュラムは必要最低限の項目を押さえた上での、実利的なスキルに焦点をあてたよく考えられているカリキュラム内容になっていると思う。

確実な転職保証がある訳ではない

ここに関しては正直なところ、マケキャンbyDMM.comの担当者に聞いてください。過去のデータも持ち合わせているだろうし、転職成功確率なども教えてくれるはずです。ですが、やはり1番ネックになりえるのが「年齢」である事実は重く伸し掛かるはず。20代であればまったくもって問題ないですよ。だけど30半ば以降になると厳しくなるはず。まあここでは私も転職コンサルでもなんでもないので、無料カウンセリングに申し込んで相談してください。

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