Twitter広告でもTwitter上でリターゲティングができるが、テイラードオーディエンスを利用したターゲティングの中でも、クッキーを利用した方法とTwitter IDを利用した方法の違いを解説する。設定方法は公式ページやYahooのヘルプページに書いてあることなので割愛する。
クッキーを元にしたリターゲティングの仕組み
Twitter広告ではコンバージョンの測定や、リターゲティングも同一のユニバーサルウェブサイトタグを利用する。両者の違いはURLで区別するということだ。
クッキーとTwitter IDを利用したターゲティングの違い
クッキーもTwitter IDも両方テイラードオーディエンスと言うが、何を元にターゲティングするかの違いだ。
・ウェブサイト訪問者:広告パートナーのウェブサイト訪問者データ(cookie)と合致するユーザー、および似たユーザー
・リスト:メールアドレス、デバイスID、Twitter IDと合致したユーザー
・モバイルアプリ:モバイルアプリコンバージョントラッキングパートナーを利用することで取得できる、アプリイベント単位でトラッキングしたユーザー
https://twitter.app.box.com/s/zo4fo0uej0isaztdsa1bub38b83ij0te P16【PDF】
クッキー
YahooやGoogleと同様、サイト訪問者データ(cookie)を利用してリターゲティングを行うため、ユーザーはサイトへ訪問している必要がある。
最大追跡期間は最大90日。広告表示させたい期間に合わせてリストを作成する。稼働させるには、最低500クッキーが必要との記載が資料にある。
Twitter ID
Twitter IDとは「@~」の箇所。このIDを利用するため、サイトへ訪問している必要がない。
クッキーを利用していないため、最大追跡期間の制限はない。ないが、Twitterの性質上、ツイートの鮮度が重視されるため、広告を掲載してから日が経つにつれ徐々にインプレッションシェアが下がっていく仕様になっているらしい。したがって継続して広告の掲載率を上げていくには、広告をアップロードし直す必要がある。またインプレッションのボリュームを上げるには、複数のプロモツイートを平行して走らせる方法がある。
Twitter IDの取得方法
まとめ
最大追跡期間 | サイト訪問の必要性 | |
クッキー | 90日 | あり |
Twitter ID | 制限なし | なし |