リスティング広告運用は比較ができなければ運用ができない。
その比較が一目で把握できるようにアカウントを設計することが重要だ。
1つの広告グループにすべてのマッチタイプを含めるなど論外。
AdWordsの機会学習と自動化?笑わせんなカス( ´,_ゝ`)
まあ、その機会学習とやらは何よ?と聞いたところで答えられないと思うが、その答えられなくて自動化を推奨というのもおかしな話だ。あんたはAdWordsのシステムの挙動まで知り尽くしるのかね?そもそも、機械学習と自動化と、人の手によって比較ができるように分類されたアカウント自体が異なる概念だからな。
AdWordsの自動化(なぜかYahoo!プロモーション広告には触れないというのも奴らの特徴だが)
を唱えたがる奴らは、システムが本来持つ性能を最大限に発揮することと、1つの広告グループにマッチタイプを含めることを混同している。
アカウント画面を開いた瞬間に比較できる設計が彼らにはできないがゆえに、そもそも前提として、比較を捨てるというデメリットが初めから存在していない。ゆえに、AdWordsの自動化を行うために、1つの広告グル―プ内に全てのマッチタイプを含めるなどの愚策をなんら躊躇いも感じない。
絞込部分一致のビックキーワードを除外キーワードで抑える
複合キーワードであれば、すでに意図が絞りこまれた状態であるので除外キーワードを設定する必要はほとんどないだろう。あるとすれば、地名などが思い浮かぶが、それ以外はあまりない。
1語のビックキーワードであれば、今度は逆に意図が広がり過ぎて登録できない場合があるが、新たなキーワードの発掘のために、ビックキーワードを絞込部分一致で登録する方法がある。
その際には、予め除外キーワードを設定しておく。または、そのキーワードを打ち込むであろうターゲットの属性をより絞り込むために除外キーワードを設定し、そのキーワードを打ち込んだということは、特定の職種に就いている人であることを確実にすることができる。
除外キーワードを選択するには、ツールを使い一括して除外する。
http://goodkeyword.net
たとえば、飲食店で働いている人をターゲットしたい場合、不要なクエリを上記ツールを使い除外する。
これを部分一致で行うとすると関連キーワードが広がり実現できないが、絞込部分一致で入札単価を上げることにより、拾えるクエリの幅が広がるため、より飲食店で働いている人の検索した細かいクエリを拾えることが可能になる。
絞込部分一致を2段階設定する
絞込部分一致で拾った検索クエリを確認すれば分かることだが、表示回数が多い検索クエリと、表示回数が数回の検索クエリの2つに大きく分類できる。これはつまり、この絞込部分一致のキーワードの入札単価を高めると、より影響を与えるのは、検索回数が多いクエリになるということだ。
つまり検索回数が多いクエリに対して、入札単価を上げることでより広告の表示機会が増える割合が増える。
ニッチなクエリも拾える幅が広がるが、検索回数が多いクエリに対してより多く、表示機会が引っ張られてしまう。
絞込部分一致のマッチタイプを1つだけ設定しておくことが、入札単価を高めた影響が狙い通りにいきづらくなる。
つまり、よりニッチなクエリを多く拾いたいが、検索回数が多いクエリに対して広告の表示機会が上がってしまい、ニッチなクエリを拾う目的の妨げになるのだ。
これを解決するためには、同一のキーワードに対して絞込部分一致を2段階設定する。
【広告グループの設定】
01.絞込_●●_多
02.絞込_●●_少
→除外:検索回数の多いクエリ
この設定にすることで、02の入札単価を上げることで、02の広告グループで、ニッチな検索クエリを拾える幅が広がる。その潜在的なクエリの数は、「その他の検索語句」が多いほど、潜在的にアプローチできるクエリがあるということだ。
[その他の検索語句] は、広告表示につながっており、以下の条件も満たしている語句です。
・過去 30 日間に、その語句でのクリックが発生しなかった(参照元 URL をブロックしているユーザーによるクリックは除く)
・その語句を入力したユーザーの数がそれほど多くない