初心者をターゲットにしたアフィリエイトの入門書は読んでも実りがないので読まないが、とはいっても、初心者をターゲットにした本しか出ていないような気もするが、この本はそういったアフィリエイト本とは違い、たまに読み返したくなる非常に良書。類書に『アナログ文系サラリーマンでもできる!アフィリエイトで月20万円を稼ぐ方法』も出版されているが、内容はほぼ同じで、内容はガラゲー男~の方が内容が濃いのでこちらをお勧めする。こんなマイナーな本を何回も読み返しているのが自分でも驚きだが、アフィリエイト書籍の中で最も気に入っている。
アフィリエイトのハウツー部分に関しては、今この本に書いてある内容と同じことをやっても著者と同じように稼げるとは思わないが、この著者のアフィリエイトと人生観の叙述に人間味があり、それがこの本がアフィリエイト本の枠に収まらない魅力を放っている。
特にアフィリエイトに顕著だが、それ一本で生計を立てようと望む人が多いようだけど、あまり同感できない。まして中身のないクソブログでPV稼いで20代特有の自己顕示欲丸出しのブログを書いて独立した人とか傍からみていても、何も羨ましくも思わない。むしろそういった人達は、失っているものの方が遥かに多いと思う。記事タイトルが「僕が年下に敬語を使う理由」 とか(笑)
リスティングにしても1人でやった方が仲介がない分、儲けは多くなるだろうが、私は1人でやろうと思わない。単純につまらないから。ただ、会社という組織で働くにしても、どこで働くかはよく選んだ方がいい。会社のために働くんじゃないし、まして社長のために働くのではないから。自分の為に働いた方がいい。
今の時代だからなおさら、社員の満足いかない給与しか払えない企業であれば、去った方がいい。副業でアフィリエイトをして会社の給与で足りない分を補うとか、やさしい心は持たない方がいい。むしろ、そういった会社は潰れた方が世の中の為になる。ITの人売りの特定労働派遣に続いて、リスティングの運用代行も流行ってきているし、今後もモグラ叩きみたいに不要な会社がさらに出てくるだろう。こういった、人を横流してピンハネすることしか能がない会社、恐ろしく低いレベルでしかリスティング広告運用ができない、もしくは案件を下請けに横流しにする会社は、害にしかならない。
こういった理由で、会社のためとか、社長のためとか、そういう考えを持つと相手によっては、いいように利用されるだけになる可能性が高くなるのが現代の社会構造。