よくリマーケティングで期間毎に区切って配信する方法をとるじゃないですか。
サイト訪問時から期間が浅いユーザーはモチベーションが高い状態にあるから、その期間は多く広告に触れさせた方がいいとして、2週間後とか、それ以降のユーザーはリマーケティングではCVにつなげられにくいから単価を低く設定する、もしくは30日以降はリマーケティングを配信しない選択肢を取る前に、そのサイト訪問から日にちが経った期間内でリマーケティングの効果があるのかを確認する必要がある。
所要日数をある程度空けた期間内でリマーケティングの貢献度を計測する必要があるのは、アナリティクスでコンバージョン経路を確認する画面では、セグメントを切らなければ特定の期間内に限定してアトリビューションを確認することはできないからだ。
ある特定の期間において、リマーケティングがどれくらい貢献しているのかをセグメントを切ることで分析することができる。AdWords側で広告グループで期間毎に分けていれば、その期間毎の比較はできるが、アナリティクスのセグメントを使うことで自由な期間で計測が可能になる。
まず、アナリティクスでサイト訪問時からの所要時間を12日以降に設定する。12日以降というのは、現時点のアナリティクスの画面で12日を分岐点として行が分かれているので7日以降でも14日以降でも構わない。
一例として分析してみた結果。
過去1年間でサイト訪問時から12日以降経ったユーザーでCVに至った12件の内、リマーケティングが貢献しているのは2件。
16%=(2÷12)×100
16%という数値が良いのか悪いのかは分からないが、リマーケティングの改善をしていき、期間毎で比較をすることで数値が良くなっているか悪くなっているかの意味付けをすることができる。